2018 © Takako YAMAGUCHI

If asumining of sound still

 

2012 'DEMEURES' Cite international des arts

木材にペイント,チュール,ビーズ,金糸

H195×D240×W245 cm

 

主に音の波動と、その二面性についての作品です。

当時、ノートルダム寺院の鐘の音を、日々聞こえては消えてゆく様を観察していました。もし、音がまるで音符のように目に見える粒子だとしたら、連綿と蓄積された、その聞こえなくなった音はどこへ行ったのでしょうか。

音は運動時には直接的な関係を私たちにあたえ、停止後は私たちのイメージのなかにある様子は、人の生き死にと、その周辺の模様に酷似しているように感じました。

 

蓄積された音の粒子が永遠に拡散し続ける空間をイメージすると、そこは宇宙のような世界であり、私たちの体は宙に浮き、星空を漂うような感覚をもたらす一方で、空間に限りがあるとすれば、圧縮された音の粒子がどうなるのかを考えると、終末の音が鳴る日も近いような気がしてきて空恐ろしい気持ちになります。

Curtain

 

2012 'DEMEURES' Cite international des arts

チュール,ボールチェーン

H250×W135×D80 cm

 

カーテンが風にたなびく形状を、チェーンでドローイングした作品です。

この世の移ろいゆく物事を捉えようとすることは、基礎的な美術欲求そのものです。

繰り返される自然の動きと人との関係性を、永遠の象徴である「金」によって、その一瞬を捉えようと試みました。

P/M